一方、深キョンに負けじと、むにゅむにゅと「ロケットバスト」の軟化を成功させて、異次元の進化ぶりを遂げたのが、女優の田中みな実(35)だ。
7月22日に発売された美容誌「VoCE」(講談社)9月号では、異例となる3パターンの表紙を飾り、誌面も「田中みな実研究」と題し、33ページに渡って大特集が組まれている。グラビア誌編集者が話す。
「久しぶりの美ボディのご開帳ですね。1月まで下着ブランド『PEACH JOHN』のブランドミューズを1年間務め、新作を紹介するたびに、ランジェリー姿で可憐な肉体美を晒していた。ガードルをプロデュースした時なんて、たわわな乳房がこぼれ落ちないように腕を組んで隠し、身に着けている衣装はガードルのみ。パッと見ただけでは真っ裸と見違えてもおかしくないほど、大胆なカットでザワつかせたことがありました」
当然ながら、今回もドッキリポーズが用意されていた。「田中みな実研究PART6」を開くと“更新し続けるカラダ”と題されて、丈の短いオレンジ色のスエットタイプのトップスに身を包む姿が目に飛び込んでくる。もちろん、下着はつけておらず、ノーブラだ。横向きの立ちポーズのまま、軽く体をひねり、正面から挑発的な視線を送る写真には、ハッと目を奪われる。上半身からくびれにかけたボディラインといい、キレイなお椀型の推定Eカップの下乳といい、もう丸見え状態だ。
「ブランドミューズを卒業後、しばらく肌の露出は控え、今回の『VoCE』でセクシーなグラビアを展開するあたりがセルフプロデュースの上手さ。同時に、撮影のために全力で体を鍛えることも忘れない」(グラビア誌編集者)
今回は特に、ヒップアップや抜けるような肌の透明感に力を注いだそうで、特集の中のインタビューでも、次のようにコメントしていた。
〈いつもはボディミルクで、ささっとケアするところを、撮影に向けて化粧水と美容液をプラス。直前にはおっぱいとお尻のケアに大正製薬のザ マイトル エッセンスも投入!〉
今年の11月で36歳を迎えるとあって、次のステップへの準備は万端そのもの。
「高級ランジェリー姿でベッドでうつ伏せになれば、グラマラスなお尻のラインは見事だし、正面に向き直り右腕を軽くだっちゅーのポーズで寄せれば、マシュマロのような柔らかさが伝わり、みな実史上最高とも言える深い谷間を見せつけています」(グラビア誌編集者)
ただ、本業の女優業となると、苦戦が続く。昨年11月公開の映画「ずっと独身でいるつもり?」(日活)ではヒロインを演じたが、ヒット作とは言いがたい興行収入だった。このグラビアとは裏腹の現状について、松本氏はこう分析する。
「『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の時は眼帯の秘書役の怪演がハマり、『ルパンの娘』では敵役のセクシー女泥棒が様になっていましたが、“普通の役”が増えるうちに鮮度が薄れて同じ味になってしまった。本人は普通の役もできる女優になりたいのかもしれませんが、あまりニーズもなく、戦略としては正念場。むしろ、美ボディを使わなければ宝の持ち腐れ。女優で勝負するなら、いい作品と出会えるタイミングにもよりますが、ここらで脱がなければ、何のために鍛えているのか。求められている時期を逃せば、一皮剥けるのも難しくなりそうです」
みな実ボディの躍動は最高潮なだけに、この勢いであっと驚く新境地を開拓してほしいものだ。