今、フリーアナ業界に、「圧倒的2強」時代が訪れている。テレビ朝日の“朝の顔”の新井恵理那(32)とTBSの“夕方の顔”のホラン千秋(33)だ。ともに青学大出身の2人がトップ視聴率を目指し、激しく火花を散らしている。
スポーツ紙記者によれば、
「民放各社で、新たな情報番組やバラエティー番組の企画を立ち上げる際、ほぼ必ずメインキャラクター候補として、名前が挙がるのがこの2人です。女性からの好感度だけでなく、共演者やスタッフ受けがよく、視聴率も付いてくる」
朝の情報番組「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)で朝の顔を務める新井は、週6日で生放送をこなし「最も多忙なフリーアナ」との呼び声も高いが、
「今後、さらに忙しくなるはず。今年9月、芸能活動を休止するカトパンこと加藤綾子(37)と支持層がダブりがちなだけに、カトパン・オファーを新井が引き継ぐ形になりそうです」(前出・スポーツ紙記者)
さらに、人気に拍車をかけるとみられるのが、新たなビジネスへのチャレンジだ。民放関係者が明かす。
「昨年、『ベストフンドシストアワード』を受賞したことで、複数メーカーから『オリジナルふんどし』のプロデュース依頼が寄せられている。10年ほど前にも『ふんどしパンティ』が話題を呼びましたが、ここにきて再び、注目を集めている。新井は元東海テレビの本仮屋リイナ(31)と同じく、自宅でふんどし一丁で過ごす『裸族ライフ』を満喫していて、それが健康の秘訣なんです」
一方、夕方の激戦区で報道番組「Nスタ」(TBS系)のMCを務めるホランも、好感度が急上昇。内部での争奪戦がますます過熱しているという。
「トップを走る『news every.』(日本テレビ系)に肉薄することもあるぐらい好調だし、先の参院選特番で爆笑問題の太田光とのコンビが評価されたことで、秋の特番を控えて、番組プロデューサー同士の綱引きも始まっている」(前出・民放関係者)
一部のマスコミ報道では、TBS系報道の看板番組「news23」への大抜擢浮上説まで書き立てられている。それほど、TBS上層部の覚えがいい証左と言えよう。
「さすがに筑紫哲也さんの冠番組だった本格的報道番組への即起用は難しいでしょうが、現在の『Nスタ』と兼任で『昼の枠も彼女に任せられないか』との意見が出ているようですよ。平日10時半から14時までの『ひるおび』の視聴率は苦戦続きですからね」(前出・スポーツ紙記者)
そのため、今後、昼の番組が一新されることがあれば、夕方の「Nスタ」とのダブルヘッダー起用説まで聞こえ始めてきた。TBS関係者がそっと耳打ちする。
「すでにTBS側から彼女の所属事務所に打診があったという情報も。実際、過去には立川志らく(58)が朝の情報ワイドショー『グッとラック!』と昼の情報番組『ひるおび』を掛け持ちしていたことで、『ホラン志らく化プロジェクト』と呼ばれて準備が始まったそうです。これが現実化すれば、ホランもまた、超多忙なスケジュールになりますね。ともに青学大出身で、就職活動で『キー局4社全滅』した2人の人生逆転バトル、まったく展開が読めません(笑)」
熱いバトルは始まったばかりだ。