8月18日、YouTubeチャンネル〈May J.♪〉で、歌手のMay J.から仰天の発言が飛び出した。スタッフから「バラエティー番組出演時のテーマ」を問われたMay J.は、実にあっけらかんと「テキトー」と答えたのだ。ただ、実はこの発言の裏には、マツコ・デラックスの「ある教え」があったようだ。
彼女は、アニメ映画「アナと雪の女王」(14年)の日本語版主題歌で一躍注目を浴びたが、その直後に出演した明石家さんまのバラエティー番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)について、動画でこう回想したのだ。
「(出演前に番組が用意したアンケートに)いっぱい書けば、自分のネタも使ってもらえるだろうと思って一生懸命書いてたの…」
すると、スタジオでは、自身の書いたネタがすべてパネルに貼り出されていたという。さらに、メールの返信について検証するコーナーでも、アンケートに書いた文章がそのまま使われていたそうだ。ところが、
「分析してくれる人たち(パネラーの評論家)がいるでしょ? 意地悪な。番組を面白くするためのコメントだったっていうのはもちろんわかるんだよ。だけど、私だけすごいボロクソに言われたのね、メールが長いとか、ゴチャゴチャしてるとか言われたね。で、その日の〈めんどくさい女No.1〉に選ばれちゃって…。私、本当はメールすごい短いんだよ、1行とか」
泣きそうになるのを懸命に堪えたが、放送終了後、共演したマツコからこう諭された。
「あなた、真面目過ぎるのよ! アンケートはそんな真面目に答えちゃいけないのよ」
May J.は、「この一言に救われた」と語るのだった。
(所ひで/ユーチューブライター)