「今、大城がつけてるからさ、すこ~し格が違うんじゃないのお前…って言いたくなるくらいにさ…」
元巨人・上原浩治氏のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉に9月5日、中畑清氏が出演。自身の背番号24は後に大森剛、石毛博史、高橋由伸と変遷し、20年からは打てる捕手として期待のかかる大城卓三がつけている。大城は9月3日、甲子園球場での阪神戦で勝ち越し打と決勝打を放つ殊勲の活躍を見せた。
大城は99試合でマスクをかぶり、11本塁打、打率2割5分2厘と、捕手としてはまあまあ及第点ながら、巨人は5位に沈んでいる(9月6日時点)。捕手の責任は重く、不適切なリード面を指摘する声も挙がっているのだ。中畑氏の評価も辛口で、
「打てるキャッチャーで、そのためにユニフォームであの番号つけさせてもらったんだぞってくらいにさ、その自覚を持って前向きに失敗してほしいよね。あいつ、失敗すると落ち込むもん。キャッチャーが落ち込んでたら、絶対に勝ち試合を作れない。自分が打てる打てないは関係ないのよ、ピッチャーを生かすことを考えればいい」
日曜朝の報道番組「サンデーモーニング」(TBS系)に御意見番として出演中の上原氏も「もうちょっと頑張ればね」。2人の「喝!」は、大城の耳に届くのか。
(所ひで/ユーチューブライター)