世間では不倫や痴情のもつれの果てに待ち受けるのは、不幸な結末と相場が決まっている。が、芸能界ではその限りではない。スキャンダルをバネにたくましく生きている美女も少なくないのだ。
山本モナ(38)がやってくれたことは、まさに「夜の営み事件の女」NO1にふさわしい。朝日放送の局アナからフリーアナに転身した翌年の06年に「NEWS23」(TBS系)に抜擢された直後、夜の街角で妻子持ちの細野豪志衆院議員(42)に口をすぼめるようにしてキスする「路チュー」写真と、別の日の朝に山本の自宅マンションから細野議員と別々に出てくる姿が写真誌に掲載され、番組を降板。
その後、バラエティ番組でスイカのかぶりものをするなどしてみそぎを済ませ、2年後の08年、「サキヨミ」(フジテレビ系)でようやくキャスター復帰した当夜、当時、巨人の選手だった二岡智弘氏(37)と不倫の一夜を過ごした一部始終が女性誌にスッパ抜かれる。それも場所が東京・五反田の1泊9800円のラブホだというのだから‥‥。当然、番組は降板。2度の「エロ降板」について、芸能レポーターの城下尊之氏が言う。
「自分がフリーなら、相手に奥さんがいようと、イイ男ならドンドンいくタイプ。あわよくば相手が離婚して自分を選んでくれるかもしれないと思っていたんじゃないかな」
現在は、不動産会社社長と結婚。夫と娘と幸せな家庭を築いている。昨年、個人事務所を立ち上げ、「中西モナ」名で芸能活動を再開。「周りには迷惑かけ通しだけど、そのつど、力になってくれるスポンサーも現れている。それだけ彼女にはオンナとしての魅力がある証しです」(芸能プロ幹部)
市川海老蔵(36)とのディープキスや下半身まさぐられ現場が報じられた佐藤江梨子(32)は、海老蔵にかなり手痛い仕打ちを受けた。06年10月に交際が発覚、同年12月6日、佐藤が交際宣言をするも、翌年3月に破局。当時の佐藤を現場で見ていた芸能記者が言う。
「試写会の囲み取材でいきなり交際宣言をした時は、記者一同、驚きました。ところが、その後、直撃された海老蔵は交際を認めましたが、不機嫌そのもの。破局後、サトエリは表参道ヒルズでのイベントをドタキャンしたんですが、当日、会場正面の柵にガックリうなだれている彼女がいた。マネジャーらしき人に囲まれ会場に行くよう促されていたけど、泣いていました」
破局後、毎日泣き明かしていたという佐藤について城下氏が言う。
「遊びでつきあっていた海老蔵に佐藤が本気になった。かわいそうだったのは、07年に海老蔵が出演していた博多座の『二月花形歌舞伎』を佐藤が観に行った時。冷ややかに『舞台で忙しいから帰れ』と言われるんです。ところが、海老蔵は毎晩、博多のキャバクラに通って気に入ったキャバ嬢に『面倒見るから上京しろよ』って、口説いていた」
今年になって、外国人男性とのデートがキャッチされた佐藤。それが元カレの海老蔵のスタッフで友人だと、海老蔵がブログで暴露したのだから恐れ入る‥‥。