思いっきりな津軽弁とぶっちゃけトークで人気。今やバラエティー番組に引く手あまたの王林が、9月19日放送の「おかべろ」(フジテレビ系)に登場した。
青森県を中心に活動するローカルアイドルグループ「りんご娘」を今年3月に卒業。「農業活性化アイドル」として、00年に青森で結成された「りんご娘」メンバーにはそれぞれ、りんごに因んだ名前が付けられ、王林は実は2代目だという。
「え、襲名があるの?」とナインティナインの岡村隆史が驚いて質問したところ、「社長の独断と偏見で決められるんです、みんな。『あなたはこれで』って」と王林。
石田明(NON STYLE)が「でも、卒業したらもう『王林』を譲らな、3代目に」と言うと、「そう。でも、私はもう私以上に『王林』を語れる人はいなと思うから。初めて(襲名を)締めさせてもらいました」。さらに「永久欠番やないけど、『王林』はもう(襲名が)終わったんや」と聞かれて「そうなんですよ。りんご娘初。もう、(王林を)貰って」と語ったのだった。
りんご娘として活動中にコロナ禍になり、感染症対策から、活動の主戦場であったライブやイベントなどが激減。その間「ずっと、畑仕事してました」と王林。
岡村と石田が「畑仕事?」と聞き返せば「(りんご娘は)第一次産業を応援するグループとは言われてたんですけど、社長からずっと。コロナになって急に『ずっとやりたかったことがあって、それが半農半芸だ』って。半分農業で、半分芸能。『それをやる時が来た』って」と、当時の所属事務所の社長の言葉を紹介した。
岡村が「こんなこと言うたらアレやけど、社長の畑やらされてるだけちゃうの」と質問すると、王林は「そうなんですよね。つまりはそういうことです」。
その畑仕事に対するギャラはというと「ほんとに気持ち(程度の)時給が入ってました」。りんご娘をプロデュースした社長、どんな人か気になる。
将来は「青森県知事になりたい」と夢を語る王林。半農半芸アイドルといえばその昔、いまや田中将大夫人の里田まいが所属していたカントリー娘。を思い出した。王林もどこまで出世するか楽しみだ。
(堀江南)