タレントの石原良純が9月26日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。8月8日から噴出し、住民が大迷惑を被っている北海道・長万部町の水柱騒動に言及した。
この日の番組では、巨大水柱が突然、止まったことが確認されたと、現地からリポート。その中継映像を見た石原が口にしたのは、
「住民の皆さんはほっとしてるんだろうけど、僕ら外から見てる人間は、ちょっと寂しいような気がして」
現地では塩分を含んだ水しぶきによる塩害に加え、今後、冬場を迎えた際の凍結も懸念されていた。騒音は走行中の車内と同じ60デシベルを上回り、再度の噴出に備えて、町が防音パネルの設置を予定しているほど。タウン誌ライターもアキレた様子で、
「石原はあくまで映像の中の見世物感覚だったようですが、現地の人にとっては日々の生活に多大な支障を来すレベルの大問題。『寂しい』は、著しく配慮に欠けた発言と指弾されても仕方がないのでは」
と言って紹介するのは、次のような怒りの声だった。
「現地住民だけど、水柱が噴き出してから人が集まってくるわ騒音がすごいわ、ずっと心が安まらなかった。寂しいなんて思ってる人は一人もいません」
現地住民でなくとも「コメンテーターってホント、お気楽だよな」と思ってしまうのは、当然のことだろう。
(ケン高田)