同じく飲み仲間で女優の水川あさみ(39)は、奥野代表が経営する会社の商品PRにも貢献している。
「奥野氏が経営する会社のひとつ『東洋ライフサービス』で販売する『インフルブロックのどあめ』です。1袋(30粒)2700円の超高級のど飴を20年のNHK朝ドラ『エール』に出演中だった夫の窪田正孝(34)に現場へ差し入れさせ、自身のインスタグラムにも投稿しています」(芸能記者)
現在、その投稿は削除されているが、この飴、古くは11年にオリエンタルラジオの藤森慎吾(39)、18年には広瀬香美(56)もTwitterに投稿している。
さらに20年4月、X JAPANのYoshiki(56)が自身の公式YouTubeチャンネルで「滝沢秀明さんにもらった」と紹介しているが、今やジャニーズ事務所の副社長である滝沢秀明(40)こそ「奥野氏と特に親しい芸能人です」と囁かれているのだ。芸能記者が前置きして、こう続ける。
「副社長に就任する前から芸能界引退について奥野氏に相談するなど、普段から頻繁にLINEのやり取りをする仲。20年3月15日、東京・板橋区の子ども食堂に山下智久が飴を持参してサプライズ訪問したことがありました。その際、奥野氏がスポーツ紙や女性週刊誌で記事にして宣伝することを画策。各紙乗り気になったのですが、ジャニーズ広報へ確認する手間が生じた。すると、奥野氏がその場で『俺がタッキーにLINEするよ』と。滝沢から『広報には自分から話しておきます』と頼もしい返事をもらったことで、商品名を盛り込んだ記事が掲載されたこともありました」
のど飴の販売会社のほか、奥野代表が前面に出ているのが銀座にある会員制超高級サパー「一徳」だ。
16年に放送された「バイキング」(フジテレビ系)では、伊勢神宮に奉納されている刀剣や、西郷隆盛など歴史上の人物の直筆の手紙が展示されているほか、文化財を含む豪華絢爛な内装には3億円がかかっているという。何度か足を運んだことがある銀座の飲食店幹部も、その華々しい交友に舌を巻く。
「オープン時には各著名人からの花が並び、安倍昭恵夫人(60)も名を連ねていました。4周年の時には山田や酒井、俳優の辰巳琢郎(64)など多数の芸能人のほか、格闘関係の武尊(31)や井上尚弥(29)、ジェロム・レ・バンナ(49)も花を出していましたよ」
銀座界隈では高級クラブのアフター店として認知されているようで、お忍びで飲みに来る芸能人の姿も頻繁に見られるという。
「銀座で奥野さんといえば“大富豪”というイメージ。『一徳』は、1人最低3万円は必要で、何千万も使った人がいると聞いたこともあります。女性がつかないお店なのにね‥‥。仮想通貨関係や、政治関係の口利きの場としても使われているのではないでしょうか」(飲食店幹部)
9月30日の夜に「ごぼうの党」の公式YouTubeで“緊急釈明会見”を配信した奥野代表。これまで築き上げた人脈が離れていかなければいいが‥‥。