そのステージに登壇したのは木村文乃、シム・ウンギョン、菜々緒、そして広瀬アリス。10月17日に都内で行われた、映画「七人の秘書 THE MOVIE」の公開イベントでの面々だ。そこでMCが質問を投げかけた。
「墓場まで持って行く秘密を教えて下さい」
この時すでに大量の汗が顔から吹き出し、手で仰いでいたのが広瀬だった。
「墓場まで持って行きたい秘密、今あります。汗が止まらない。汗拭きに行っていいですか。広瀬アリス名物なんです。汗で降壇っていうのは」
そう話すと、本当に一時降壇したのである。
広瀬は4月にも、アニメ映画「バブル」の完成披露イベントで「汗拭きに行っていいですか」と途中降壇している。今回で2度目だ。
戻りしな「記事にしないで下さい」と、さらに汗が吹き出しそうな焦りの声を出したのだが…。
ちなみに、09年に厚生労働省が実施した疫学調査では、多汗によって日常生活に支障をきたす人は、14%の割合で存在するという。
「女優の中には『半側発汗』を利用する人も多いと聞いています」
こう話すのは、芸能関係者である。いったい、どういうことか。続けてもらおう。
「これは体の条件反射の一種で、上半身を圧迫すれば、下半身の皮膚温度が上がることで上半身の発汗を抑える、というものです。例えば舞妓さんは上半身の高い位置で帯を結び、顔からの発汗を制御して、化粧崩れを防いでいるそうです。芸者を演じる女優が真夏のロケで汗ひとつかかないというのは、根性論というか女優魂もあるでしょうが、着物や肌着など、胸の高い位置でキツく締めているのかもしれません」
広瀬もEカップを締め付ければ、顔面発汗を抑えられるのでは。
なお、この発汗アクシデントの模様は、10月17日のオリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で公開されている。
(所ひで/ユーチューブライター)