「私だっていつか、もしかしたら結婚とかしてパートナーができるかもしれないじゃないですか。そのパートナーの、どこまで許せるのかなっていうのが気になってて」
10月21日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)でこう切り出したのは、今やトップクラスのバラエティータレントとなった、王林だった。
「例えば、オナラとかで。してほしいんですよ、私は。目の前でちゃんと、我慢しないで。私もしたいし、(オナラで)コール&レスポンスみたいな感じのをできるのが理想」
なんともあからさまな意見だが、王林家にはトイレに行く際に「申し出る」ルールがあるという。すなわち「トイレ行きます」「大、してきます」宣言をするのだ。このルールを、パートナーとの生活でも受け継ぎたいと主張するのだが、他の出演者から「大」宣言に疑問を呈されても、
「でも、あからさまに長いですよ」
あくまで「配慮」だというのである。長いと当然、大だなと普通は察するのだが、
「察し、みたいなのがイヤなんですよ。思ってることがあったら、ちゃんと言ってほしい。思われてるのに言ってないんだなっていうのも、遠く感じる」
これに同調者が現れた。内田理央だ。その言い分を聞いてみよう。
「人のお家だと、音とかも気になるじゃないですか。そういう『大』の時は必ず『進撃の巨人』のテーマを流してます。音が大きめ。バラードとかじゃなくって」
この時点で「バレバレ」なのだが、内田は意に介さない。
「(排泄の)音とかを聞かれて、むこうが『あっ』と思うよりは、こちらから提示した方がいいのかなって」
この他、王林はもうひとつの「マイルール」として「なるべく布に触れないで生きる」を挙げた。すなわち、家族とは違って、自分だけは家では何も着ないで生活する、ということだ。これにまたまた論議が巻き起こるのは、当然の展開だった。
これで王林に対する視聴者やファンの好感度は上がったのか、あるいはドン引きされたのか。なんでもかんでもぶっちゃけるのも、考えものかも。天然キャラも、ほどほどがいいようで…。
(堀江南)