3年ぶりに新型コロナウイルスの行動制限がなかったハロウィンでは案の定、東京・渋谷駅前の交差点付近が人でごった返すことになった。
そんな中、グラビアアイドルのRaMuが10月31日に自身のツイッターを更新。その内容が物議を醸している。
RaMuは「めっちゃ際どい格好の仮装して渋谷行って『痴漢されました~』って言ってる女の子キッツイわ」と書き出し、触る方が100%悪いとしながらも、触られる側に対しても「自衛しろ」と主張。ハロウィンに渋谷に駆け付ける男女については「ろくな奴居ない」「ゾンビの大群に裸一貫で飛び込んで『かまれた』って言ってるようなもんだぞ」と斬り捨てたのだ。
これに、「言いたいことは分かりますが…」とするのは、ネットウォッチャーだ。
「当然ながら、際どい格好をして渋ハロに行く女性が痴漢を受けることについては『自業自得』と同調する声もあります。ただ、ハナから痴漢されることが前提の言いっぷりに違和感を覚えた人は多い。『痴漢なんてするのはごく一部の不届き者だろ。100%痴漢されるみたいに言うな』といった反発の声もありますね」
ただし近年、過熱する渋ハロでは、確かに女性の中には胸や脚を大胆に出したコスプレをする者も多い。事実、人混みのどさくさに紛れて痴漢をする輩は続出しているという。
「集まった若者のほとんどはイベントを純粋に楽しんでいますが、一部の輩のためにネガティブなイメージがついてしまったのも事実。RaMuの言うことは、あながち間違ってはいないでしょう。無駄なトラブルを避けるためには、やはり自衛や自粛が必要でしょうね」(エンタメ誌ライター)
韓国の梨泰院では、154人が犠牲になる圧死事故が起こったばかり。年末のイベントシーズンに向け、考えさせられる出来事である。
(ケン高田)