かっては欧米の王侯貴族などの権力者や裕福な特権階級の人たちがかかる病気として知られ、日本人や庶民には縁のない病気とされていたが、食生活の変化に伴い患者は急増、しかも若年化しているという。放置しておけば死にも繋がるこの病に、意外なものの効果が期待できるのだとか。
テレビの番組内で、さまぁ~ずの三村マサカズ(46)が、「軽く毛布をかけるだけでも本当に痛い」と痛風の体験を告白していた。
「痛風は、体内に尿酸という物質が増加することで起こる病気。血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断され、痛風発作が起きやすい状態とされている。患者はこの25年の間に4倍に増えている」(日本痛風学会に所属する医師)
原因は動物性食品に豊富に含まれているプリン体を含む食品の摂りすぎと多量の飲酒。
予防には適度な運動と水分の補充などがあげられるが、なんとコーヒーがいいという。
「1日に4~5杯飲む集団では0.6倍、6杯以上飲む集団では0.4倍とリスクが低くなりました」(前出・医師)
カフェイン抜きのカフェインレスコーヒーでも効果は変わらないともいう。