5月25日、AKB48の握手会でメンバーの川栄李奈と入山杏奈が男に刃物で切りつけられた事件は、世間を震撼させた。ワイドショー関係者が言う。
「二人は指を骨折し、頭や腕に切り傷を負い入院。翌日26日には退院し報道陣の前に姿を見せ、『ご心配をおかけしました。もう大丈夫です』など話しましたが、復帰は未定。劇場公演も中止となっています」
握手会では以前から、ファンがメンバーに暴言を吐くなどの迷惑行為はあったが、今回は最悪の事態となってしまった。しかし、こういった事件は昔から存在するのだ。
「かつて美空ひばりさんが舞台出演中、ファンに塩酸をかけられたり、安達祐実さん宛の小包が爆発し、マネージャーの指が吹っ飛ぶ事件など、芸能人が事件に巻き込まれるケースはありました」(前出・関係者)
なかでも、まことしやかに語られている事件があるという。
「77年には岡田奈々さん宅に暴漢が押し入りナイフで切りつけ、早朝まで部屋にいたのです。岡田さんは両手合わせ30針の重傷を負ったほか、自らは言わずとも『強姦されたのでは』と言われていました。さらに01年には篠原ともえさんが台湾のホテルで『酔って暴れていた』との報道がありましたが、実際には従業員に部屋に押し入られ、パニックになっていたといわれている」(前出・関係者)
そして加害者はファンだけではない。
「最近では、女優Xが所属事務所を退社しフリーになりましたが、その原因が元マネージャーによるレイプ未遂だというのです」(前出・関係者)
これ以上の被害者が出ないことを願いたい。