誰しも悩むのが“老い”。加齢で、筋肉が低下し重力に耐えきれなくなりまぶたの下、口元にたるみが出てくる。しかし顔の筋肉を鍛えれば見違えるように若返るという。しかも駄菓子屋で安価で売っている、あの懐かしいおもちゃで簡単にできるというのだ。
過日、大分放送の情報番組「おはようナイスキャッチ」で紹介されていたのが“吹き戻し健康法”。実践していたのは大分市のマツモト歯科クリニック・松本恭宜院長。
ところで、この“吹き戻し”なるものだが、「口にくわえてヒューと吹くとスルスルと伸びた後、先からクルクルと戻ってくるもの」といえばおわかりいただけるだろうし、駄菓子屋、縁日の夜店で求め遊んだ経験は誰しもがあるだろう。(現在は、東急ハンズ、ロフトといった店舗でも売られている)
ついでだが、この吹き戻し、現在、全国の80%は淡路島産で『吹き戻し保存会』なるものもある。松本院長は番組でこう言っている。
「私たちの皮膚には、表皮と真皮の2つの皮膚組織がある。そしてその層の下には皮下組織や脂肪があり、さらにその奥には表情筋といった筋肉がある。この表情筋が顔の土台となっている筋肉。表情筋を鍛えることで、血流の改善になり、代謝がよくなるので皮下組織が安定し、顔のたるみが解消、若々しい引き締まった顔に変われる。表情筋というのは、トレーニングをして鍛えるとどんどん引き締まる」
吹き戻しを吹くことで普段あまり鍛えられない表情筋に効果があり、筋肉が引き締まるため顔がシャープになるというのだ。風船を膨らませるのと違い空気が適当に抜けるので耳にツンとこないなど利点も多い。
1日1回。顔の筋肉を意識して吹くのがポイントだそうだが、これならできそうだ!