大人気スポーツバラエティー番組「SASUKE」(TBS系)の第40回大会が、12月27日に放送される。出場選手も含め、11月17日に発表された。ケイン・コスギが復帰することが明らかになり、ファンの間で驚きの声が広がっている。
ケインはかつて出場し、01年にはファイナルに進出するなど、大活躍した。それ以来、21年ぶりとなる。48歳になった今、どこまでやれるのか。テレビ誌記者は、
「クリアされるたびにステージの難易度が少しずつ上がり、セカンドステージ以降は、21年前と比べものにならないぐらい難しくなっています。ケインといえども、ファーストステージでの脱落もありうる。今の『SASUKE』のレベルを計るものさしになるでしょう。楽しみです」
そんなケインに勝るとも劣らないほど関心を集める、復帰組がいる。「史上最強の漁師」と言われた長野誠氏と「史上初の完全制覇者」秋山和彦氏だ。テレビ関係者が語る。
「長野船長こと長野氏は、06年の第17回大会で完全制覇を達成。16年を最後に引退しました。20年に新型コロナで苦しむ日本に元気を与えたいと、1回限りの復帰を果たしましたが、基本的には引退していた。それが今年復帰するということで、『SASUKE』ファンの期待はすごいものがあります」
秋山氏はSASUKEオールスターズの1人。99年の第4回で史上初の完全制覇を達成し、12年の第28回で引退した。テレビ関係者が続けて解説する。
「秋山氏は先天性の弱視を抱えながら挑戦し続け、完全制覇を成し遂げたレジェンドです。アームレスリングに専念したいということで、引退しました。体力の衰えも理由だと、引退時に明かしています。そんなヒーローが10年ぶりに、鋼鉄の魔城に帰ってくる。どんな姿を見せてくれるのか、期待は高まるばかりです」
今回は、カムバック組に注目して楽しむのがいいようだ。