3月26日、バラエティ番組「SASUKE2018」(TBS系)が放送され、挑戦者のサスケ君こと森本裕介氏が、3年ぶりにファイナルステージにたどり着いた。
「今大会では、過去に完全制覇を成し遂げたことのある森本氏ただ1人が、ファイナルステージに進出。以前、彼が制覇した時は、左右の壁を手足で登っていくスパイダークライムから綱登りという構成だったんですが、今回はさらにバーにぶら下がって突起に引っ掛けながら登って行くサーモンラダーという難関エリアが追加されました。そのため難易度は大幅に上昇し、最後は時間切れでクリア失敗に終わりました」(テレビ誌記者)
放送中、同番組はツイッタートレンドの1位を獲得し、ネット掲示板でも大量の書き込み数を記録するほど盛り上がりを見せた。しかし終了後は、番組の演出に関して視聴者から怒りの声が殺到したという。
「放送中、画面左上には『今年3年ぶりの快挙達成!完全制覇は誰だ!?』と、クリアする者が現れるかのようなテロップが表示され続けていたのですが、結果はクリア失敗で終わりました。制作側は、完全制覇をすると断言こそしていないものの、勘違いする視聴者が続出したため、『目先の視聴率のために、釣りテロップはやめてほしい』『こういうことされると番組が嫌いになる。挑戦者にも失礼だよ』『挑戦者たちの頑張りは素晴らしいのにテロップが残念』と批判が殺到したのです」(前出・テレビ誌記者)
以前から「SASUKE」は、ネタバレや今回のようなテロップを繰り返してきた。挑戦者たちの努力に感動し、純粋に番組を楽しみたい視聴者にとって、誤解を生むテロップは邪魔でしかないようだ。