5月30日に公開された主演映画『MONSTERZ』の宣伝で、最近テレビに出まくっている藤原竜也。櫻井翔主演『神様のカルテ2』(3月公開)ではキーパーソンを演じ、品川ヒロシ監督『サンブンノイチ』(4月公開)では主演。立て続けに映画に出演している。
「藤原くんは実力知名度ともに申し分ないだけでなく、おごらず、どんな作品、監督でも懸命に演じますからね。旬の俳優ではないですが、逆に『いつ食べても美味しいのが藤原竜也』というのが映画界の声ですよ。本人は『カイジ』や『藁の楯』での役柄から『人間のクズの役しかこなくなった』と苦笑しながら答えてましたけどね(笑)」(映画関係者)
そんな藤原は、人気漫画の映画化『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(8、9月公開)で主人公の最大の敵を演じる。
「彼が演じる志々雄真実は悪役なうえ、過去に大ヤケドを負い、全身に包帯を巻いているのでほとんど素顔が見えないんです。役者は『顔が命』ですから普通は敬遠しますよ。でも役者バカな彼からすると、そういう役こそ演じ甲斐があるのかもしれませんね」(前出・映画関係者)
志々雄は原作者が「悪の美学の集大成」として描いたキャラクター。熱演の結果、更にクズ役が増えなければいいが…。