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超異例!巨人・梶谷隆幸「FA育成契約」の辱め…クビにできないのはなぜか

 DeNAからFA移籍して2年目を終えた巨人・梶谷隆幸。来季は超異例の「育成FA戦士」として、支配下登録への返り咲きを目指す。

 11月30日に球団事務所で、現状維持の推定年俸2億円で契約更改。来年は4年契約の3年目となるが、移籍1年目に腰椎椎間板ヘルニア、今年は左膝内側半月板縫合と相次いで手術を行い、傷だらけだ。戦力として働けず「チームに申し訳ない」と謝罪した。球団関係者が言う。

「同時期にFA移籍した井納は2年間働けず、あっさりクビになったが、梶谷が残れたのはFA移籍の契約で、現役引退後の『コーチ手形』があるからだと、もっぱらです。手形乱発に原辰徳監督も不快感をあらわにしており、梶谷も立場はない。厳しい育成契約だが、むしろ守ってもらっているのが現状ではないか」

 来季の展望はというと、

「現状維持は、FA移籍契約の都合上の話。本来なら自主返納しなければいけないくらいです。巨人は外野レギュラー候補が多く、梶谷が割って入る隙はまだない。誰かが故障して初めて、チャンスが回ってくる状況でしょう」

 若大将をアッと言わせる成績が必要になろう。

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