今回のサッカーW杯で最もアピールできた女子アナは、NHKの中川安奈アナではないか──。そんな声がテレビ関係者から聞こえてくる。
中川アナはW杯開催にあたって、11月21日放送の「開幕スペシャル」に始まり、23日の日本代表の対ドイツ戦以降、海外国同士の対戦の中継も含め、スタジオ進行と「デイリーハイライト」のMCを担当。その存在感を見せつけた。女子アナウォッチャーが語る。
「ドイツ戦では前半に1点を先制されたままハーフタイムに入り、スタジオ内には『やっぱりか…』といった沈んだ空気が流れる中、ひとり前向きにテンション高く振る舞う姿が好感を持たれました。結果、日本代表の逆転勝ちとなり、彼女は誰よりもはしゃいで大喜び。『日本代表の女神だ!』などという声まで上がったほどです」
男性視聴者を魅了したのは、そんな底抜けの明るさだけではない。
「『開幕スペシャル』から白のワンピース姿で大きなバストを強調するサービスをすると、以後もニットやセーターを着て登場。ダイナミックなプロポーションが目立って印象的でした。日本代表の試合がない日も、そんな女神な彼女見たさにチャンネルを合わせた視聴者は多くいたに違いありません」(前出・女子アナウォッチャー)
中川アナは16年に入局し、秋田放送局、広島放送局を経て、20年に東京アナウンス室へ異動。今年4月からは「サンデースポーツ」のメインキャスターを任され、人気急上昇中だ。制作会社関係者が語る。
「彼女は慶応大学時代に『ミス慶應』ファイナリストに選出された才色兼備ですが、それでいてフィンランドとプエルトリコにそれぞれ4年間住んでいたこともあり、本人曰く『ラテン系』。持ち前のノリの良さで、スタッフ受けは抜群です。ちなみにNHKのW杯中継は、同じくダイナマイト体型で人気の杉浦友紀アナも担当していましたが、はじけるような若さという点で、中川アナが圧倒した印象ですね」
W杯中継の「功績」で、中川アナはNHKスポーツ部門の顔となりそうな勢いなのである。