「花の82年組」の中心にいた松本伊代にとって、デビュー40周年となった22年は、いつになく意欲的だった。
10月21日のデビュー記念日には、神奈川県の「ビルボードライブ横浜」で周年コンサートを開催し、12月22日には、デビュー40周年を記念したCDアルバム「トレジャー・ヴォイス[40th Aniversary Song Book]Dedicated to Kyouhei Tsutsumi」がリリースされた。情報番組関係者が語る。
「鼻にかかった独特の声と、発売される自著について聞かれ『まだ読んでない』などと発言してしまう天然ボケで、82年組の中でも異色の存在でした。芸能活動にそこまで前向きな様子はないものの、その明るい笑顔と天然ゆえの大らかさ、80年代スターならではの浮世離れした様子も得難いキャラクター。夫・ヒロミとの『おもろい夫婦』ぶりは、好感度が高いですね。ヒロミの仕事も順調で、あくせく働く必要はなく、今後もマイペースで悠々自適にフワフワと活動を続けていくのでしょう」
気になるのは、21年、22年と、大きなケガに見舞われてしまったことだ。芸能ライターによれば、
「21年7月には、運動中に背骨を圧迫骨折して、仕事をいくつかキャンセルするハメになりました。22年11月には、バラエティー番組『オオカミ少年』(TBS系)の収録で、落とし穴に落下した際に腰を痛め、腰椎圧迫骨折と診断。3カ月程度の加療を要すると、発表されました。愛妻家のヒロミとしては、そろそろ芸能活動をやめて、家でしっかり家事をやってほしいという思いもあるかもしれません」
さすがに引退はファンも許さないだろうが、はたしてどうなることか。
(露口正義)