一見華やかなグラビア撮影の現場では、様々な苦難もアクシデントも発生する。海とは違って川の水は夏でも冷たく、唇が震えないよう我慢して撮影に臨んだ…などと「グラビアあるある」話を展開したのは、磯山さやか、そして元グラドルの大久保麻梨子である。
大久保がブレイクしたのは、03年にパチンコ「CR大海物語」のイメージキャラクターに選ばれたことがきっかけだ。11年には台湾に拠点を移し、モデルや女優として活動している。グラビア誌関係者が振り返る。
「大久保は10年、元V6・三宅健主演の舞台『ULTRA PURE!』に出演した。そこで展開される、三宅とコントグループ『ザ・ニュースペーパー』の福島カツシゲの『日本語が喋れる中国人の掛け合いみたいな』というおフザケ芝居が、中国に関心を寄せるきっかけになったと、のちに大久保が明かしています。この舞台で共演した磯山とも、親しい間柄になりました」
磯山のYouTubeチャンネル〈磯山さやか いそちゃんねる〉では大久保が、こんなエピソードも明かしている。
「廃墟も多かった。大人っぽいシチュエーションが多かった。海でキャハッていうよりは、廃墟なイメージなのか、必ずどこかに廃墟が入ってて。『ここの廃墟、行ったことある』って他の人のグラビアを見ながら、廃墟に詳しい廃墟ヲタクみたいな」
グラビアと廃墟、意外な組み合わせがなんともシュールだが、
「昨年3月、熊田曜子が自身のYouTubeチャンネルで、バリの廃墟でのグラビア撮影を振り返りました。しばらく撮影が中断した理由は、廃墟周辺を多くの野犬が徘徊していたから。スタッフが追い払っていたそうです」(ネットライター)
やはりグラビアと廃墟は、切っても切れない関係なのかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)