昨年12月19日に発売されたカレンダー&フォトブックで披露した還暦の水着姿が話題となった宮崎美子(62)。新たな展開もあるようで──。
爽やかな笑顔でこちらを向き、豊満なバストをあらわにセパレートの水着姿でプールサイドに立つ写真は世間をにぎわせた。芸能生活40周年を記念し、写真家の篠山紀信氏とタッグを組んで、40年ぶりのグラビア撮影に挑んだのだ。結果、「いまのキミはピカピカに光って~♪」のCM当時を思い起こさせる、還暦超えとは思えない妖艶ボディに人気が沸騰した。
「10月中旬に予約開始をしたのですが、すぐさまAmazonランキングのカレンダー部門で1位になりました。邦画で興行収入歴代1位を獲得した『鬼滅の刃』のカレンダーをも上回り、唯一の『鬼滅超え』を果たしたんです」(出版関係者)
これにはカレンダー制作関係者も驚きを隠せない。
「正直、ここまでの反響があるとは思っていませんでした。Twitterのトレンド入りやワイドショーで取り上げていただけたことは社内でも大騒ぎになりました。また『カレンダー』というワードが世に出たことで業界も活性化し、他のカレンダーまで売れる効果まであったんです」
コロナ禍不況の中で、経済を回したというのだ。さらには、グラビア撮影の副次的効果は宮崎本人にもあったようだ。
「今回のグラビアでは、宮崎さんの体型維持に注目が集まりました。水面下では『ダイエット本』や『美容本』出版のオファーが準備されているといいます」(前出・出版関係者)
ところが、カレンダーが激売れした一方で、並行して開設した自身のYouTubeチャンネルは軌道に乗り切れていない。
「8月下旬に『よしよし。【宮崎美子ちゃんねる】』を始めました。動画は週3回ぐらいの高頻度で更新され、力を入れている。登録者数は2万7000人ほどで、グラビア撮影の裏側を公開した当初の動画は再生回数174万回を突破しています。しかし『愛読書の紹介』や『ボルダリングに挑戦』などのおもしろみに欠ける動画が淡々と流されるようになると、再生回数は1万回以下に失速しています」(芸能記者)
とはいえ、この現状に手をこまねいているばかりではないようだ。
「再生回数が伸びるグラビアに需要があることがすでにわかっており、今年も挑戦する可能性は大いにあります。しかし、瞬間風速ではなく固定客をつかむためには、女性ウケも必要。オファーが控えるダイエットや美容は、田中みな実がブレイクを果たして女性ファンを獲得したジャンルです。ライバルは田中みな実。ファッション誌での男に媚びない『おしゃれヌード』公開をお待ちしております」(前出・出版関係者)
40年前をグッと超える、出し惜しみしない姿勢を期待したい。