プロ野球の12球団監督会議が1月18日に都内で開催され、日本ハムの新庄剛志監督から「仰天プラン」が飛び出した。
コロナ禍が続き、今年3年ぶりに対面で開催された監督会議。セ・パ12球団の監督が一堂に会し、プロ野球の魅力向上について議論を交わした。
そんな中、飛び出したのが新庄監督の「セ・パ12球団シャッフル案」。シーズン終了後に12球団の監督がくじを引き、次のシーズンのセ・パ所属をシャッフルして決めるというものだ。
さらに新庄監督は「急にはできないけど、グチャグチャにした優勝チームとメジャーの優勝チームが戦い、本当の世界一のチームを生み出すことができれば盛り上がると思う」とも提案している。これについて、
「突拍子もないプランに見えますが、実現すれば現在のセ・パの実力格差が是正される」
と期待するのは、スポーツライターだ。
「セ・パ交流戦が始まってから12球団の対戦カード自体の新鮮味は薄れていますが、毎シーズンのガラガラポンで対戦チームが変われば、ファンは大いに盛り上がるでしょう。セ・リーグは指名打者制度導入にも後ろ向きで、セ・パの実力差は開くばかり。新庄監督が提案したような、前例のないプランを導入するぐらいの姿勢を見せないと、今後もサッカー人気の後塵を拝することになるでしょうね」
山本由伸や佐々木朗希と村上宗隆の対決が日常的に楽しめるとなれば、ワクワク感はこの上ないだろう。
(ケン高田)