日々テレビ画面を彩る、女性アナウンサー。番組進行、ニュース読み、現場リポートなど多岐にわたる。先日、フジテレビ・三田友梨佳アナの今年3月末での退社が発表された。今後はフリーランスに転身することを匂わせる挨拶は印象深かっただろう。フジテレビ関係者が言うには、
「明治座社長の娘で育ちがよく、品もあった。最初は可愛さばかりがフィーチャーされていたけど、徐々に力をつけていき、報道番組をしっかり仕切れるようにまで成長しました」
その上で、三田アナを「ミタパン」として成立させることができた理由には、「最初から持っていた色香」があるというのだ。では、後輩アナたちはどうだろう。
例えばスポーツ番組で起用された佐久間みなみアナは、初取材でロッテ・佐々木朗希の完全試合達成に遭遇。海を渡れば、大谷翔平の快挙にも立ち会い、強運の持ち主だともてはやされた。フジテレビは新人の松崎涼佳アナも大きく育てようと必死だが、
「この2人には残念ながら、ミタパンのような色香がないんです。言ってみれば、万人を引き付ける雰囲気がない。だからある程度の取材で止まってしまう。これはもって生まれたものもあるし、後からスキルとして磨けないので…」 (前出・フジテレビ関係者)
一発逆転するには何が必要なのか。周囲も含めて悩みぬく日々は続きそうだ。