またしても人材流出だ。フジテレビの石本沙織アナウンサーが、来年3月末をもって同局を退社すると、公式SNSで発表した。
石本アナは「この度、人生の半分ほどの20年を過ごしたフジテレビを退社する決断を致しました。大学入学を機に上京して、真っ先に観光したのがフジテレビの球体展望室。そんな憧れのフジテレビで働けると決まった瞬間のこと、今でも忘れることはできません」と心境を綴った。
この先、有給消化もあるようで、レギュラー出演する報道番組「Live News イット!」は、12月23日で出演を終えた。ナレーションを担当している情報番組「ノンストップ!」は、12月27日がラストとなる。
2013年1月に1歳上の会社員と結婚した石本アナは現在、2児の母でもある。仕事に関しては「落ち着いたらまた再開したい」としたが、同局スタッフは「痛い人材流出だよ」と話す。
「石本アナの強みは、報道(ニュース)の原稿読み。彼女なら安心して任せられた。それでいて、バラエティー番組、情報番組もそつなくこなせる人材はなかなかいない。うちはバラエティー路線が強いから目立っていなかったけど、堅実に仕事をやれるだけに…。後継者は宮司愛海アナになるだろうけど、まだまだ拙いしね」
セレブ婚で賛否を浴びた後輩より、惜しまれつつ退社する方がよかったのかもしれない。