華原朋美の「コロナワクチン未接種」発言で、反ワクチン派が大盛り上がりだ。
1月31日にYouTubeチャンネルで生配信を実施した華原は、
「私はコロナの予防接種がどうしても受けられない。インフルエンザみたいに、先が見えてるような予防接種じゃないから。数年後どうなってしまうのか不安があり、受けられない」
結果がはっきりしないワクチンの影響の怖さを訴えたのだった。
コロナワクチンは国が接種を求めているが、最終的な判断は個人に委ねられている。ワクチン推進派と反対派が激しいバトルを繰り広げる中、華原の告白で勢いづいたのは、反ワクチン派。だが、医療ジャーナリストは苦言を呈するのだ。
「反ワクチン運動は国民の危機感を煽るものがほとんどで、陰謀論まで飛び出しています。日本のワクチン接種率は2回までが約80%、3回でも70%に達している。華原の気持ちも理解できますが、『怖い』というだけでは単に反ワクチン派を喜ばせるだけで終わってしまう」
反ワクチン論をめぐっては、自民党の河野太郎デジタル・消費者担当相もデマに苦言を呈し、悪質なものには法的手段を検討するという。
勇気ある華原の告白だったものの、単に反対派の勢いに燃料を注いだだけとなれば、残念な限りなのである。
(ケン高田)