2月1日に宮崎での春季キャンプをスタートさせた巨人で、新キャプテンの岡本和真が絶好調な動きを見せた。
守備練習での軽快なフットワークを見た中田翔が「おー、動けてる、キャップ!」と声をかけると「8キロ減や、8キロ減!」。ダイエットの成果を、どや顔でアピールだ。
川相昌弘コーチとマンツーマンのゴロ捕球練習では「オッケー、グッド!それくらいの手捌きができたらショート守れるよ」と絶賛された岡本。「高校の時に一度、背番号6を背負いました」と、満更でもない表情なのだった。
この様子はYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉で即日公開されたのだが、今季の岡本は昨年の不振からの一変があるのか。
岡本がレギュラーをつかんだ18年からの5年間で、昨年は本塁打数、打点、打率が最も低い数字。
「それは守備にも表れており、失策数8は20年以来のワーストでした」(スポーツライター)
岡本の守備については、野球解説者の江川卓氏も触れており、キャンプ前日にYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ〉で、
「守備が非常に上手な人なんですけど、(昨シーズン)左右の動きの悪さっていうのを僕は感じたので、彼の中でもう一歩動けなかったな、っていうことを実感してるんじゃないかなと思うんですよね」
中絶強要などのスキャンダルにまみれた坂本勇人には、ショートの守備の衰えが指摘される。それにとって代わるのでは、と思わせるほどの守備力が復活すれば、おのずと打撃も本来の数字へと戻るのではないか。
(所ひで/ユーチューブライター)