少年漫画誌「週刊少年チャンピオン」において、板垣恵介氏原作の漫画「グラップラー刃牙」の連載がスタートしたのは、1991年43号。以後、「第2部 バキ」「第3部 範馬刃牙」などとタイトルを変更して、今も連載を続けるコアなファンに人気の格闘漫画である。
その「刃牙」シリーズの連載30周年を記念して、〈東京ドームシティGallery AaMo(ギャラリーアーモ)〉では、「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!in東京ドームシティ」が、3月5日より4月17日まで開催されている。
そんな中、巨人の若き主砲・岡本和真がこの地を訪れる映像が披露されたのは、巨人のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉の、3月10日付け投稿回〈若大将、「刃牙展」へ行くッッ!!〉でのことだ。
高校時代から「刃牙」シリーズを愛読していたという岡本は、展示会場を練り歩く中、登場人物の等身大人形など、展示物の前でその都度スタッフに解説し、「ボクがこんなに詳しいってビックリしてるでしょ!?」。
「どうでしたか、1周してみて?」とのスタッフの質問に、「マジで凄いです。めっちゃ楽しいっス」と野球を忘れて楽しんでいる様子がうかがえた。
昨シーズン、パ・リーグで初の本塁打王に輝いた、オリックスの杉本裕太郎は、漫画「北斗の拳」に登場するラオウのファンであること、また身長190cmの巨漢も相まって、「ラオウ」と愛称されている。
岡本自身は、「刃牙」シリーズの登場人物の中で、素手喧嘩をファイトスタイルとする野性味あふれる花山薫が好きだと言う。柔和なイメージの岡本と真逆のキャラ好きが判明したが、これが縁で、今シーズンから「刃牙」にちなんだ愛称で呼ばれるかもしれない…!?
(ユーチューブライター・所ひで)