「体ものまね」と言えば、Tシャツのすそをまくって裏地を頭のほうに引っ繰り返す要領で脱ぎかけると、裏地に男性有名人の顔がプリントされてり、その「顔」とTシャツを脱いだ後の体でもってものまねが成立するというお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次のかなりユニークな持ちネタ。その秋山がプロデュースし、巨人の主砲・岡本和真の顔で限定Tシャツを制作すると発表したのは、YouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉の、5月27日投稿回でのことだった。
岡本の25歳の誕生日である6月30日に、東京ドームで開催される対広島戦において、先着1万名にプレゼントされたようで、同チャンネルの7月1日付け投稿回〈岡本誕生祭Presented by 香月!〉で、その日の試合前の模様を公開した。
司会者の「3、2、1…」の掛け声とともに、限定Tシャツを手に入れた来場者がそろってTシャツを引っ繰り返し、岡本の顔がズラリとスタンドに並ぶと、司会者も「素晴らしい!ああナイスです!」と感嘆の声をあげる、壮観にしてコミカルなシーンが映し出された。
ちなみに、番組前半には、チームメイトから岡本に誕生日プレゼントが手渡されるシーンも公開。昨シーズン途中に千葉ロッテマリーンズから移籍した香月一也からプレゼントの入った紙袋が手渡され、「ありがとう」と頭を下げると、続いて後輩の湯浅大が小箱を手渡すが、これには「お前、これ、そこにあったやつやろ!」と岡本が湯浅に切れ鋭いツッコミを入れ笑いを誘うといった和気あいあいとしたシーンも映し出されたのだった。
あいにく、この日の巨人は「0‐1」と広島に完封負けを喫し、岡本のバットから快音が響くことは無かったが、ツッコミ同様、今後も岡本には切れ味鋭いバッティングを期待したい。
(ユーチューブライター・所ひで)