ロシアのウクライナ侵攻を巡り、驚くべきニュースが飛び込んできた。ロシアが幼い子供を拉致し、淫猥な業者に売り飛ばしていたというのだ。
AFP通信によると、ウクライナ議会のドミトロ・ルビネッツ人権委員が「ロシア人がウクライナの子供を連れ去り、児童性動画を作っている」と主張し、テレグラムチャンネルで非難。その証拠として2人のロシア人が複数の男児の撮影について相談する、メッセンジャーアプリ上の会話を公開した。そこには「子供をウクライナの保育園から連れてきた。親戚もいない」という驚くべき文面が残されていた。軍事ジャーナリストが語る。
「昨年2月に戦争が始まってから、ロシア軍がウクライナから連れ去った未成年者は1万3000人を超えると言われます。一方のウクライナは、12万人だと主張しています。男子の場合は軍事訓練を行い、兵士として戦場へと送られますが、一部の子供はいかがわしい映像業者に売り飛ばされている可能性が高い。戦場では多くの子供が乱暴されたあげくに殺害されるなど、ロシアによる民間人を対象とした犯罪は、日に日にエスカレートしています。戦争の結果がどうあれ、こうした残虐行為は何世代も先まで語り継がれるでしょう」
まさに鬼畜極まるロシアの悪業。プーチンはこんなことをしてまでも、自国の正当性を主張するつもりなのである。
(ケン高田)