政治

ウクライナ軍の「大規模奪還作戦」3月開始が判明!でもロシアに「勝ちすぎて」プーチンがヤバイ行動に…

 ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから、間もなく1年を迎える。

 そんな中、1月22日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、首都キーウで開かれた会合で「今年中の勝利も可能だ」と発言。ウクライナ国防省の情報当局も「今年の春から初夏にかけてが、決定的な時期になるだろう」との見通しを示した。

 ウクライナ軍とロシア軍の内部情報や最新動静に詳しい国際軍事アナリストは、

「ズバリ今年3月、ウクライナ軍はロシアが併合を宣言した東部4州(ルハンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン)の大規模奪還作戦を開始します」

 極秘作戦が展開されるというのだが、その後の戦局を次のように予測している。

 ウクライナ軍は首都キーウをはじめとする空の防御を固める一方、ドネツク州とヘルソン州に挟まれたザポリージャ州に進撃し、まずはロシア軍の補給路を断つ。その上で、北東方面(ドネツク州、ルハンスク州)のロシア軍と南西方面(ヘルソン州)のロシア軍を敗走に追い込む。戦局は終始、欧米諸国からの武器供与を受けたウクライナ軍の優勢で展開され、場合によってはクリミア半島の奪還に至る可能性すらある──。

 ただし、この大規模奪還作戦にはウクライナのみならず、全世界にとっても深刻かつ重大なリスクも存在する、というのだ。国際軍事アナリストが続ける。

「問題は、一連の大規模奪還作戦でウクライナ軍が勝ちすぎた場合です。というのも、この時、メンツを丸潰れにされたプーチンが、戦術核の使用に踏み切る可能性があるからです。多くの場合、戦術核は侵攻する地域ではなく、撤収する地域に対して使用される。さらに言えば、限定的なこの戦術核の使用がトリガーとなって、ロシアとアメリカ、ロシアとNATO諸国による、戦略核の応酬に発展する可能性も否定できません。今春に始まる大規模奪還作戦は、世界の命運を決する戦いになるでしょう」

 ウクライナ軍はどのような「勝ち方」をするのか。その際のロシア軍の「負け方」も含めて、和平交渉への道はかなりのナロウパスと言えそうだ。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」