昨年8月の、銀座ホステスへの性加害報道によってテレビから消えた香川照之。その復帰作が大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)の続編になるのではと、「女性自身」が報じている。
記事によると、TBS「日曜劇場」の7月期は堺雅人主演で内定しており、来年1月で定年を迎えるディレクター・福澤克雄氏にとっては特別な作品となることから、堺らは気合いが入っているという。
とはいえ、7月ドラマが香川の復帰作になる可能性はというと、
「性加害騒動は大きく報じられた傷跡がまだ生々しく、特に女性視聴者には拒否感が残っています。スポンサーも、香川のテレビドラマ復帰は時期尚早と考えるでしょうね。とはいえ、『半沢直樹』には香川演じる大和田常務は、なくてはならない存在。福澤さんは『半沢が頭取になるくらいまで続けたい』と口にしたことがありますが、テレビで続編を見られるのはまだ先になりそうです」(放送担当記者)
そこで浮上してきたのが、「半沢直樹」の映画化だった。スキャンダルのイメージがついたタレントでも、映画なら起用のハードルが低いからだ。
「昨年12月に市川中車として歌舞伎に復帰していることから、映画出演は実現の可能性がありそうです」(映画関係者)
「半沢直樹」ファンにとっても、主演の堺にとっても、「大和田常務」は必須。「半沢VS大和田」のド迫力の対決を、今度は映画館の大スクリーンで楽しみたいところだが、どうなることか。
(石見剣)