新型コロナウイルスの影響で放送延期になっていた視聴者熱望の堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系)が、いよいよ7月19日にスタートする。
その放送を前に、半沢の天敵である東京中央銀行・大和田暁常務を演じる香川照之が、前作の最大のクライマックス土下座シーンの裏話を7月15日の「スポニチアネックス」で明かしている。
香川は福澤克雄監督に対し「大和田という男は、絶対に土下座なんかしない」と意見したという。それを聞いた福澤監督は、じっと考えた末に「(土下座を)してください」と結論を出した。香川は、了解はしたが「土下座をするまでに限りなく時間かかりますよ。すっごいかかりますから。それでいいですか?」と問い、あの伝説の20分以上に及んだシーンとなったそうだ。
このエピソードにネット民は「歴史に残る名シーン」「間違いなく後世に名を残す名優ですね」「確かに大和田のキャラは土下座しない。あっさり屈してたら違和感があったと思う」「香川照之さんほど悪役演技の素晴らしい俳優さんは見たことない」など、香川の演技力を再認識したようだ。
「2013年の前作は、全話の平均視聴率28.7%、最終話は42.2%のメガヒット作となりました。続編を望む声は多く、ようやく7年を経ての放送となりました。視聴者の期待値が高いぶん、堺をはじめ出演者、スタッフにも相当なプレッシャーがかかっているでしょう」(テレビ誌ライター)
前作を超える数字が出せるか、注目が集まる。