「文春オンライン」が、現在公開中の映画「あつい胸さわぎ」で主演する常盤貴子の半生を特集している。常盤はデビュー後、しばらく下積み生活が続いていたという。
「記事によると、短大1年生の時に大手芸能事務所スターダストプロモーションに採用されるも、最初は脇役ばかりだった。ところがデビュー2年目の93年、事務所の先輩・松雪泰子の代役として、ドラマ『悪魔のKISS』(フジテレビ系)に出演。借金苦から性サービス嬢になる女子大生を演じたことで一躍、注目されることになったのです」(芸能記者)
「悪魔のKISS」で今も伝説として語り継がれているのが、常盤の上半身全脱ぎシーンである。一部報道によれば、この映像は事務所が版権を買い取り、お蔵入りになったという。
そんな中、この至宝映像をこっそり所有しているのが有吉弘行だった。前出の芸能記者が明かす。
「有吉は18年のラジオ番組で『悪魔のKISS』の主題歌だったサザンオールスターズの名曲『エロティカ・セブン』が流れた際に『今でもこの曲を聴くと、下半身が膨らんでしまう』と発言しています。有吉によれば当時、常盤の問題シーンをリアルタイムで視聴していたものの、録画していなかったことを激しく後悔したといいます。それから有吉は、毎日のように新聞のテレビ欄をチェックし、再放送されることを願っていた。そして3年後、ついにドラマが再放送されると、当時は高画質だったVHSの標準モードで録画することに成功。保存の上書きができないよう、テープのツメを折ったそうです。以降、有吉はそのビデオを100回以上、擦り切れるほど繰り返し視聴したのだとか」
常盤以外にも、深津絵里や西島秀俊など、今では一線級の俳優が多数出演していた「悪魔のKISS」。ぜひ有吉には、ソフト化の実現を率先して呼びかけてほしい。