仲里依紗の過激なラブシーンで度肝を抜いたNHK時代劇「大奥」の綱吉編が終わった。芸能記者が言う。
「仲と山本耕史のラブシーンを支えるプライベートでの伴侶、中尾明慶と堀北真希の理解がなかったら実現できなかったと、視聴者は大盛り上がりでした。中尾にしても堀北にしても、仕事とはいえ妻が胸を揉まれ、夫の濃厚なキスシーンを目にするわけですからね。仲は自身のYouTubeチャンネルで『大奥』の撮影舞台裏と中尾の内助の功を紹介した。撮影中、カツラや着付けのために早朝からスタジオ入りする仲の代わりに、中尾が愛息の弁当を作っていることを明かしました」
普段はギャルママを公言している仲は、自宅での朝の入浴風景まで披露するなどし、スタジオ入りして「好色女将軍」へと変貌していく動画は、再生回数208万を超えた。前出の芸能記者は、
「仲は今まで『自分は夫に不貞される、冴えない寝取られ妻の役しかこない』と自虐的に話すこともありましたが、文字通りの体当たりで挑んだ『大奥』で、憑依系女優へと大化けしました。仲が所属するアミューズと松竹、NHKの蜜月は、しばらく続きます。福山雅治の『龍馬伝』、吉沢亮の『青天を衝け』に続き、来年の大河『光る君へ』も、アミューズ所属の吉高由里子が紫式部を演じます」
NHKは「大奥シーズン1」で、華やかな元禄文化を象徴する豪華絢爛な衣装の制作過程を紹介する公式サイトを立ち上げた。
「衣装担当は松竹衣裳。秋に放映予定の『大奥シーズン2』では『皇女和宮』が登場しますから、また豪華な衣装を拝める。大河『光る君へ』の平安絵巻を彩る十二単へと、流れができました。仲のファン層であるZ世代から、よしながふみファンの中高年層まで、女性視聴者の心をガッツリとつかみました。男性視聴者も大奥に続いて光源氏のラブシーンがあるのでは、と下心をくすぐられます。吉高がまさかの大コケをしなければ、功労者として事務所の後輩である仲が大河の主役になる日も遠くないのでは」(前出・芸能記者)
ギャルママ仲による、NHK史上初の「ギャル系大河ドラマ」の誕生なるか。