バス旅ファンが、長年の問題に終止符を打つことができるかもしれない。蛭子能収の「後継者」がついに見つかったと、騒ぎになっているのだ。
「蛭子が老化を理由にバス旅を辞めて以降、彼に代わる人物が現れることを、ファンは願っています。というのも、バス旅を受け継いだ田中要次と羽田圭介は面白さがいまひとつで、蛭子の復帰、もしくは蛭子に代わる新たな人物の発見が急務だったから。復帰は難しいので、太川と新メンバーでバス旅を再開してほしいという声は強い」(テレビ誌記者)
クズ言動と天然発言で笑いが取れる蛭子は、貴重な存在だった。そんな代役タレントを見つけるのは難しい。ところが3月15日の「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅第15弾」(テレビ東京系)で、それが見つかったのだ。お笑いコンビ・モグライダーのともしげだ。
ともしげは歩きを渋ってチームリーダーの村井美樹を困らせただけでなく、仲間の足を引っ張ることも忘れなかった。言動はさながら「プチ蛭子」といったところで、体型も似ている。
さらにバス旅ファンには忘れられない、蛭子にまつわるある現象が、今回のともしげと被ったことも、後継者に推したい理由だ。その現象とは、
「12年に放送された、第12弾でのことです。蛭子の靴の底がはがれて、前部がパカパカと口を開くようになってしまいました。マドンナの加藤紀子がそこにワラを突っ込み、『靴がワラを食べている』というネタにすると大ウケ。バス旅ファンなら絶対に忘れられないエピソードです。今回、ともしげも靴底がはがれて、口が空いていることが旅の途中でわかりました。あの瞬間、バス旅ファンはともしげに蛭子の面影を見たとか」(前出・テレビ誌記者)
残念だったのは、ともしげが村井率いる鉄道チームに入ったこと。もしバスチームなら、太川とのやりとりが見られた。2人の相性を確認するためにももう一度、太川のバス旅に出てほしい。