ファンは気まぐれだ。ドラマ「sirent」「舞いあがれ!」に続き、主演映画「わたしの幸せな結婚」がスマッシュヒット中のSnow Man目黒蓮。ところが7月期ドラマでの主演が報じられるや、ファンから大ブーイングが起きたのだ。その意外な理由を、芸能記者が解説する。
「それは『わた婚』と、なんら変わり映えがしないからです。相手役は『わた婚』と同じ今田美桜。恋愛と起業という原作漫画のジャンルに違いはあれど、『sirent』から1年間、出ずっぱりが続いた目黒に、ファンからは『もう飽きた』と辛辣な声が上がっているのです」
なんとジャニオタは、意外にも目黒を推していないというのか。芸能記者が続けて言うには、
「Snow Manは生前のジャニー喜多川氏に『売れない』と烙印を押された6人グループでした。ジャニー氏のあとを継いだ滝沢秀明氏が他のグループで活動中だった目黒とラウール、関西ジャニーズJr.の向井康二を連れてきてテコ入れを図り、2019年に9人体制で売り出した。ところが滝沢氏がジャニーズを退社。学生生活を優先するラウールと売り出し中の目黒を除いて、メンバーは『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』と5月に予定されているドームツアーの他に、出番はほとんどありません。『育ての親』が事務所を去り、目黒ひとりがゴリ押しされる状況はまるで、キムタクVS他メンバーの構図で修復不能になった解散直前のSMAPを見ているよう。滝沢氏が新事務所を立ち上げたことでSnow Manは空中分解へと向かい、オリジナルメンバーの6人は滝沢氏と合流するのではないかとみられています」
松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」はWBCの日本VSオーストラリア戦と重なった3月12日には、とうとう視聴率7.2%まで落ちた。その後はなんとか2桁に戻したが、低空飛行は続く。これで4月期に満を辞してフジテレビ月9ドラマ「風間公親─教場0─」に登場する木村拓哉が大コケすると…。
目黒の双肩にかかるプレッシャーは、ハンパないのだ。