元ファンキーモンキーベイビーズのボーカル、ファンキー加藤が、9月3日に初のソロアルバム「ONE」を発表する。ところが、肝心のアルバムそのものよりも、初回特典についているドキュメンタリー映画のほうが話題になるという皮肉な結果となっている。
「もともと、ファンモン時代からライブには定評のある加藤ですが、CDの売上枚数は数万枚程度といつも低迷。今回もあまり売上が期待できないことから、2月に公開された『ファンキー加藤/My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~』だけでなく、ライブ映像を収録したDVDまでおまけがつくほど。音楽関係者の中からは『CDがおまけになっている』と酷評されています」(音楽関係者)
さらに、ファンモン解散直前にはアリーナツアーをしたような観客動員力もいまではホールツアーがせいぜいだ。
「もともとファンモンが解散したのもDJケミカルが実家のお寺を継ぐからではなく、加藤とモン吉の仲が修復不可能になったから。特に加藤は、『ほとんどがオレのファン』と自負していた。ところがソロになってみると、動員力が激減。本人も気丈にふるまっていますが実際は、バンド時代の人気を懐かしんで、ソロコンサートでもファンモン時代の曲の方が盛り上がっています」(音楽ライター)
早くも懐メロ歌手になってしまったということか。