毎年春と秋の番組改編期に放送される長時間特番「オールスター感謝祭2023春」(TBS系)。今年は4月8日に放送され、コロナ禍以降3年半ぶりに「赤坂5丁目ミニマラソン」が復活した。
TBS本社がある東京都港区赤坂にミニマラソンコースを設け、五輪でメダル獲得経験がある大物外国人選手やタレント、お笑い芸人、アイドルなどが賞金を懸けて走るというものだ。
「コロナ禍以降は感染防止のため、東京郊外にあるスタジオ敷地内で走ったりするなどしていましたが、赤坂はファンが見守るなど、テレビ局側としても番組に触れてもらうメリットが大きい演出ができる」(TBS関係者)
それ以上にメリットが大きいのは、芸人たちだろう。今回は小島よしおが初優勝したが、ミニマラソンを制覇した者には「大きな特典」が待っている。
「昨今ブームになった全国各地のマラソン大会のスターターや、ゲストランに呼ばれる機会が急増します。最も恩恵を受けたのは猫ひろしで、ミニマラソン優勝をきっかけに、リオデジャネイロ五輪男子マラソンにまで出場した。今でも貴重な収入源を絶たれていません」(お笑い関係者)
海パン姿で「そんなの関係ねえ~」と叫んで一躍時の人となったのは昔の話。今度は自慢の脚力で仕事を増やせるか。