東京、NY、LAで行われたツアーを軒並み大盛況で終わらせ、ファンからは「次は初アルバム」との声も多く聞かれるTHE LAST ROCKSTARS。YOSHIKIをはじめとしたメンバー4人の不動の人気を見せつけた形だが、ツアー開始前には、ある「不安」が囁かれていた。(2月2日配信)
THE LAST ROCKSTARSが2月3日から行う「THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo ー New York ー Los Angeles」アメリカ公演のオープニングアクト(前座)に、ガールズバンドBAND-MAIDが出演すると発表された。
YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるTHE LAST ROCKSTARSは、昨年11月11日に電撃結成。12月23日のファーストシングルリリースからわずか8日という短期間で、大みそかのNHK紅白歌合戦出場も果たしている。
ところが今回のBAND-MAID出演の発表を受けて「バンドメイドの方が人気っぽい気がする」「メインとオープニングが逆では」との異論が飛び出したのだ。エンタメ誌ライターが語る。
「紅白での登場シーンは世帯視聴率34.1%で第1部内ではトップとなり、注目度は高かった。バンド名への『ダサすぎる』といった昭和感を指摘する酷評や、自ら最後のロックスターと名乗ることへの違和感もあり、『怖いもの見たさ』の面もあったでしょう。一方で今回、前座を務めるガールズバンドBAND-MAIDは昨年、約2万人動員の単独米ツアーを成功させ、今年も5月にフロリダで行われる大型フェス『Welcom to Rockville』にも出演決定と、すでに世界的な人気を誇ります。そのため『メインと前座が逆』の声が出ているわけです」
アメリカ公演は2月4日のNY、2月10日のLAが完売。2月3日にNY公演が追加されるという人気ぶりだが、BAND-MAIDの前座ステージ後に客が一斉に引く…などという悲劇が起こらないことを祈るばかりだ。
(鈴木十朗)