現在、『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)に出演中のAKB48大家志津香。ゴールデンタイムに出つつも総選挙は2年連続圏外だが、それには理由があるという。スポーツ誌記者が解説する。
「『レギュラーがあるのに圏外』ではなく、『レギュラーがあるから圏外』なんです。大家は2007年に4期生で加入しましたが、劇場デビューから正規メンバーになるまでの日数はAKB内で最も多くかかっています。そんな苦労がファンの支持を呼び、09年、10年と圏外だった順位が11年には29位にランクアップ。『ミラクル9』はその年の11月に初登場し、2012年には準レギュラーとなります。これで露出が増え順位が上がると思いきや、結果は59位。その後、『ミラクル9』ではレギュラーを掴んだものの、13年、14年と圏外に終わりました」。
今まで劇場で一生懸命踊る大家に好感を持っていたファンも、テレビに出る姿を見て、「自分がわざわざ応援する必要もない」という評価に変わってしまったそうだ。だが、一方で、スタッフや共演者の支持は強いとテレビ関係者は話す。
「努力家な上、何を要求されても嫌がりませんからね。それに自分なりに色々考えています。『ミラクル9』で『漢字バラバラクイズ』が得意なのも、『ただのバカでは駄目』と一生懸命練習しているから。そんな姿を見て共演者も応援してます。総選挙では、宮崎美子さんが大家のために投票したり、有田くんは生中継を毎回見ていると言っていました。1発ギャグや小型船舶の話をし、アイドル要素に欠ける一面が出てくるごとに、スタッフ達は『そこがいい!オレ達の中では1位だ』と絶賛しています。先日なんてパソコンが得意な彼女がADにビラの作り方を教えてあげてましたから、彼等が出世した時には使われるかもしれませんね」
ファンの投票とスタッフ内の人気が反比例しているという事だが、大家はどんな心境なのだろうか?