Perfumeを表紙と巻頭インタビューに起用した広島県の無料ガイドブック「泣ける! 広島県」がまたまた品切れとなった。
7月14日に初版5万部を配布。瞬く間になくなってしまい、慌てて増刷をかけた。その数、3万8000部。8月13日に配布を再開したところ、これまたアッという間になくなってしまったのだ。
「広島県が生んだテクノポップアイドル、Perfumeが広島に里帰りした模様を掲載。広島市と尾道を訪れた時のもので、13ページにわたって写真を満載。自分たちの言葉でユニットの現在・過去・未来について語りあっている。2800字にも及ぶインタビュー、故郷でくつろぐ3人の素顔など魅力に満ちあふれており、ファンのハートを狙い撃ちした。結果、想定外の人気を呼んだ」(芸能ライター)
都内で唯一手に入れることができたのが、銀座にある広島ブランドショップTAU。13日昼12時配布開始を告知した途端、朝から問い合わせが殺到、遠くから駆けつけるファンも続出で、1時間たたずに在庫をすべてはきだしてしまった。
「お役所が作ったとは思えない盛りだくさんな内容で、ファンの間でも評価が高かった。広島愛のみならず、重度の“Perfume病”を思わせる熱っぽさが感じられた」(テレビ誌記者)
2010年に嵐が全国の小中学校に寄贈した「ニッポンの嵐」をほうふつとさせる。嵐メンバーが日本各地を訪ねた旅を収録したもので、どうしても手元に置きたいとファンが騒いで、一般発売され、ベストセラーになった。すべての収益を東日本大震災の被災者へ寄付するという売りに、ファンのみならずチャリティに参加したいという人が背中を押されて買ったようだ。
「この『泣ける!──』も、全国47都道府県立図書館に閲覧用として寄贈されたが、一般発売の予定はない。そこでオークションマニアがいち早く手に入れて、オークションサイトに出品して、あおっている」(ネットライター)
一時は万の値もついたというが、ヤフオクでは現在、下は1円から上は2200円まで、出品者がひしめき合っている。