対戦型トレーディングカードゲームで使用する「ポケモンカード」の高額転売が、問題視されている。
特に4月14日に発売された拡張パック「スノーハザード」と「クレイバースト」は、発売前から人気が沸騰。悪質な転売ヤーが買い占め、入手できなかったファンに売りつけるケースが相次いでいるのだ。
4月22日放送の「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)では、過熱するポケモンカード人気に困惑する小学生を紹介した。
「大人ならまともなことをして稼いでほしい」
「子供の幸せを奪うような人には(将来)なりたくない」
といった子供たちの「もっともすぎる正論」には共感の声が上がるばかりだ。エンタメ誌ライターが語る。
「近年は転売ヤーが扱う商材が広がりを見せており、子供のオモチャまでもがターゲットにされています。番組で取材した店では、子供限定で販売にしていたにもかかわらず、店外で子供にカードを買ってくるよう依頼する大人が登場している。カネになればルールなどおかまいなしという大人に、子供たちがブチギレするのは当然と言えるでしょうね」
転売ヤーは子供たちの声を1万回リピートして、胸に刻むべきだろう。
(ケン高田)