7月22日、ついに日本でも「ポケモンGO」のサービスが開始された。さっそく藤田ニコルや中川翔子など芸能人も始めたことを明かし、街のあちこちではスマホを手にした人たちを見かけるなどちょっとしたフィーバーとなっている。
先行リリースされた海外でポケモンGO関係の事件や事故が多発していることもあって、日本でも問題視されているが、今一番心配されているのが皇居への不法侵入なのだという。スマホのゲームやサービスに詳しいIT系ライターはこう説明する。
「ポケモンGOには『ポケストップ』と呼ばれるポイントが街中のあちこちに設定されています。ここではアイテムを補給したり、ポケモンを呼び寄せることができるため、プレイヤーにとって重要な場所です。そのポケストップが、一般人が普段足を踏み入れることができない皇居内に設置されている可能性があることがわかりました。もし本当に存在して、そこでレアなポケモンが出現するとなったら、皇居に不法侵入する不届き者が出てこないとも限りません」
もう少し詳しく説明すると、ポケストップはポケモンGOのベースとなった「イングレス」という位置情報ゲームの「ポータル」のデータをもとに設置されている。イングレスでは皇居内にポータルが無数に設置されているため、ポケモンGOでもポケストップがあるのではないかと予想されているのだ。
「皇居は年に何度か乾通りが一般公開されます。以前公開された時はイングレスのエージェント(プレイヤー)がこぞって駆けつけ、熱いバトルが繰り広げられました。ポケモンGOのプレイヤーも公開の時は大勢集まることでしょう。ポケモンGOのプレイヤーはイングレスとは比較にならないほど多いので、カオス状態にならないか今から心配です」(前出・IT系ライター)
心配が杞憂に終わることを祈るしかない。