これはやはり「WBC後遺症」なのか。昨年の三冠王、ヤクルトの村上宗隆が絶不調から抜け出せない。4月27日の時点で打率は1割6分2厘、本塁打はわずか2本、三振は早くも35となった。
WBC組の不振選手はあとを絶たず、オリックスの宇田川優希は4月23日にコンディション不良のため登録抹消。また、西武の山川穂高は右ふくらはぎ痛により2軍で調整中で、ヤクルトの山田哲人も下半身のコンディション不良を理由に、登録を抹消されていた。
もっとも、村上の場合はWBCでの活躍は数試合のみで、大会を通じて好調とは言い難い状態だった。つまりは、あまりに長い低迷と言えるのだ。そのためか、球界関係者の間で、妙なウワサが広がり始めているという。スポーツライターが苦笑する。
「女子プロゴルファー原英莉花との交際報道が飛び出した村上ですが、原とのデートがキャッチされた港区のカラオケバーには以前からよく出入りしており、モデルや女優のタマゴが訪れる。あれだけの成績を残し、世間の注目を浴びた男がそんな場所に行けば、モテモテでしょう。最近の村上の打撃フォームについては『腰が引けている』『腰が入っていない』との指摘があることから、それに引っかけて『オフに使い過ぎた』と揶揄する陰口まで聞こえてくるんです」
もちろんやっかみ含みだろうが、このまま不調続きでは余計な雑音がますます広がりそうだ。
(ケン高田)