富士フイルムのテレビCM「お正月を写そう♪」シリーズで、今シーズン最年少三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆と女優・広瀬すずが共演。12月26日にオリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で公開されたのは、2人の「番外編」だ。
CMで共演する横浜流星に、広瀬がスマホで撮影した村上の写真にメッセージを入れて送ろうとの試みで、
「どういうポーズ?」と村上がスタッフに問うと「村神様で」。
天を仰いで苦笑いの村上に、広瀬が「あるんですか」。
「ないですね…。どうしよう、どうしよう…」と無茶ぶりに悩んだ末、村上がインスピレーションで決めたのは、風神雷神の雷神をイメージしたもの。開いた右手を前に出し、こちらも開いた左手を胸の前あたりで構えるポーズ(本物の雷神は、左右の手が逆)だった。
ちなみに村上は23年の抱負を問われると、こう宣言した。
「3連覇です。ヤクルトスワローズは長い歴史の中で、まだ一度も3連覇は成し遂げていないので、歴史を作りたいなと思います」
スポーツ紙デスクが言う。
「ヤクルトは昨年、今年と高津臣吾監督の指揮下、野村克也監督時代の92、93年以来となる2度目の連覇を成し遂げました。今年、最年少三冠王に輝いた村上ですから、今度は自身がヤクルトに籍を置く間に、球団の歴史を塗り替えたいとの気持ちが芽生えたわけです」
「雷神」は、雷を神格化した姿。投球をイナヅマがごときスタンドに跳ね返す村上のホームランが、今から目に浮かぶようだ。
(所ひで/ユーチューブライター)