スポーツ

ヤクルト村上宗隆「最年少150号」の次に期待される「シーズン60本」のXデー!

「(村上と)ほんとに勝負してええんか、という神からの最後の警告だったのに!」

 横浜DeNAベイスターズファンの怒りともとれる落胆の声がネットで散見されたのは、8月27日、横浜スタジアムで行われた、対ヤクルト戦。ヤクルト・村上宗隆が、史上最年少記録となる22歳6カ月で通算150号を放った6回表のことだった。

 実は、このホームランの1球前、村上は、カウント「2ボール、2ストライク」を「3ボール、2ストライク」と勘違いしていた。続く「ボール判定」に1塁へ歩きを始めようとする村上。すぐさまキャッチャーの嶺井博希が「誤り」を指摘、村上がヘルメットを脱いで謝罪するという一幕があった。この場面が冒頭の「神からの最後の警告」だったのだ。なぜならこの直後、村上の弾丸150号がDeNAファンひしめくライトスタンドに飛び込んだからである。「神の警告に従って勝負せず、四球にしておけばよかったのに…」という横浜ファンの悲鳴が聞こえてきそうな一発だった。

 ところで、「うっかり四球ミス」といえば、87年10月18日の「広島対巨人」でも起きている。バッターは巨人の吉村禎章。正しいカウント「2ボール、2ストライク」が、なぜかスコアボードでは「1‐2」となっており、吉村は首をひねる。だが、球審はそのまま続行。ファウルを挟み、ボール球を2つ見送る。本来なら四球の場面だ。だが球審は動かない。そして、続く8球目を吉村がレフトスタンドに放り込んだのである。

「2-2」が「1-2」となった時点で広島サイドは「儲けた」とほくそ笑んでいたかもしれないが、真に「儲けた」のは吉村のほうだった。

 さて、8月27日の試合で村上は、7回にも2打席連続となる47号を放っており、このペースで行けば143試合終了時点で「58本」が計算できる。

 本塁打のシーズン記録、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)の60本に迫る勢いであり、村上の今後の活躍は、ヤクルトファンだけでなく、すべてのプロ野球ファンが注目することになりそうだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」