「門脇のフィールディングは、同じ三塁手として見ていかがですか」
フリーアナ・徳光和夫が自身のYouTubeチャンネル〈徳光和夫の人生ジャイアンツ【日テレジータス公式】〉で、試合前の巨人・原辰徳監督を直撃インタビュー。スーパープレーを連発するルーキー・門脇誠の堅守に言及した。原監督が言う。
「凄いと思います。彼はサードは経験してないんですけど、類稀なるスローイングがあります。それとボールを恐れない。ボクと長嶋(茂雄)さんはどちらかというと、避けながらでも捕った。彼は恐れないで(岡本)和真も大いに刺激を受けてると思いますね」
その岡本はといえば、5月25日のDeNA戦から中田翔が復帰したことにより、レフトの守備へ。前日まで3試合連続でアーチを放つ好調ぶりだったが、この試合は4打数ノーヒットに終わった。
「WBCでの経験があるとはいえ、本職がサードの岡本が中田の離脱でファーストに移り、今度は中田の復帰でレフトに…というのは4番打者に対してどうなのか、との声もあり、巨人の歴史を遡っても例がないのでは。内野と外野を行ったり来たりすることで、よけいな負担が生じてもおかしくありません。大山悠輔や佐藤輝明らの守備位置をコロコロと変えて、選手が本領を発揮できぬまま終わった、昨シーズンの阪神を見ているようです」(スポーツ紙デスク)
門脇のファインプレーはお見事だが、21、22年と2年連続で三塁手としてゴールデングラブ賞に輝いた岡本に「刺激」とは、言い過ぎな感はないか。
(所ひで/ユーチューブライター)