巨人が嬉しい悲鳴だ。5月4日の試合で走塁中に肉離れを起こし戦線離脱していた中田翔が5月21日、1軍の練習に合流した。原辰徳監督は「水曜日(24日)に3軍の方でゲームがありますので、火曜日(23日)の状態が良ければ、そこにちょっと出てみようかとふうに…」と明かした。
中田が離脱するまでは、岡本和真の4番以外は定まらなかった打順もこのところ固定されており、それが奏功して5月21日の中日戦では、今季初の5連勝を飾った。
中田の穴を埋めるべく、岡本を1塁に。それに伴い、3塁に起用されたルーキー・門脇誠がスーパープレーを連発。こと守備においては、中田の戻る場所がないようにも思えるのだが…。
野球解説者の高木豊氏は5月21日に自身のYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で「門脇は守備で飯食えるな」と絶賛。その上で、中田復帰後の布陣を、次のように予言した。
門脇を3塁に固定し、中田は1塁へ。そして岡本をWBCでも経験した左翼へ回す。秋広優人が右翼で、丸佳浩を中堅に配置する。ではウォーカー、ブリンソンといった外国人選手の出場機会はどうなるのか。
「まもなく交流戦(5月30日~6月18日)が入ってくるじゃない。ウォーカーはDHで使える。(守備、走塁ミスが目立つ)ブリンソンはちょっと使いづらい…」
高木氏の予想は的中するか。
(所ひで/ユーチューブライター)