芸能

市川猿之助をめぐる謎「死亡した両親の遺書がない」のはなぜなのか

 歌舞伎俳優の市川猿之助が救急搬送された一家心中事件をめぐっては、いまだに謎が多い。

 猿之助は自身のハラスメント疑惑が報じられることにショックを受けて5月17日夜、東京・目黒区の自宅で、闘病中だった父で歌舞伎俳優の市川段四郎さん、介護中だった母に心中を持ち掛け、睡眠導入剤を渡したという。両親がそれを飲んで意識を失うと、猿之助は2人の顔にビニール袋をかけた。翌18日朝、自身も睡眠導入剤を飲み、自死を図ったものの、死にきれなかったというのだが…。

「事件発生直後の5月18日、警察側は警視庁担当記者たちに『(事情)聴取は当分やらない。(猿之助が)意識障害でしゃべれないから』と伝えているといいます。ただ、実際は事件発生日に、猿之助から話を聞いていた。意識障害はあったものの、受け答えはできる程度の容態だったといいます。そこで引き出したのが『死んで生まれ変わろうと家族で話した』という趣旨の供述。警察側は捜査の妨げにならないよう、いったんニセ情報を流したというのです」(ジャーナリスト)

 捜査一課と目黒署は猿之助の自宅周辺の防犯カメラを調べ、猿之助の動きを確認。両親に睡眠導入剤を渡し、その顔にビニール袋をかぶせたことで、自死ほう助での立件も視野に入れ、慎重に検討しているという。

 犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は5月28日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に生出演し、自身の警察官時代の経験を踏まえて、この事件に言及。猿之助が親交の深かった俳優に宛てたとされる「遺書」の内容が報じられていることで「ないとおかしいと思われる、父親と母親の遺書らしきものがない」と疑問視していたが、近いうちに「本当の情報」が流されることだろう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論